サーフは波足50mオーバーで、突堤に立ってもドブ濁りの
ど真ん中にルアーが届くのがやっと。
しかも大量に砂が寄せられて超浅瀬状態で、
波のボトムでは砂の中をルアーが泳ぐ。
こんな時でも釣りできる所はないんかねぇ~、と久しぶりの
小礒へ行ってみるが、足場が波をかぶるどころか、ほぼ水没。
ヒラスズキには最適の状況でも、人が立てなきゃ意味なし。
その後、漁港にいって様子を見るが、荒れた外海では誰もいないが、
漁港内ではフカセ氏で満員御礼。 根性なしばっかだな
30分ぐらいしたところで、20代半ばのあんちゃんがルアーロッドと
タモを持って歩いて行く。 当然、後をつけるいっさる。wkwk
堤防先端で、3m下は降りられない巨大テトラで、海面までは5mか。
そこで投げ出した。 ここでかい!!!!
暫くして声をかけてみた。「ヒラスズキですよね」
「普段は居ないけどこの波なら逝けますよ、朝3匹挙げましたが
でかいのには遣られました。小さいのなら引き抜けます」 なんだと・・
見るとロッドは96のMLクラス?。 漢だ!
翌夕方(といっても15時くらい)もちろん行ってみました。
フッコならぶち抜ける(はずの)、デスぺ1062MSとセルテ3500に
ラインはPE30lbとリーダー40lbsで、逝ったらんかいぃーーー!
と、数投目でいきなりガッコーン!&鰓洗いの洗礼を受ける。
ヤバい・・テトラが・・締めたはずのドラグを更に締めこむ。
真下のテトラに向かって暴力的としか言いようのない走り。
少し魚体が見えた時、ガツンと一瞬ロッドがぶれる。
多分フロントフックが外れたなと感じる。
やや引きが収まった時点だったのが幸いして、リヤフックのみで
海面までやっと巻き上げるが うおりゃぁ! 上がらね
じじじ・・・またドラグか、更に目いっぱい締めこみ、ラインを巻けるだけ
巻いて・・・んっこらしょ、と海面近くのテトラの平らな所まで上げる。
リアフックのみで、鰓のある位置の真下に掛っているので、
心配しながらも渾身の引き抜きで、魚体が浮いたーー!と
その瞬間、ものすごい勢いでルアーが上に突き抜けた。
のが、見えた瞬間、次に同じくらいの勢いで落ちてきた。
あ、あぶね~
サーフメインの私としては殆ど使う機会がないのですが
タモ買おうかな。